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ヴィクトリア朝のインクボトル_Stephans Ink

こんにちは。
今日は涼しい一日。気がつくともう秋なのですねー。
暑さと寒さを繰り返しながら、一日一日と冬に近づくこの感覚。
「しょせん最後は寒い冬〜♪」という懐メロの一節が頭に浮かびます。

さて、そんな妙にセンチメンタルになる秋にぴったりのアイテムとして、イギリス・ヴィクトリア朝時代に製造された、ストーンウェア(炻器)の素朴さと温もりを感じるボトルを3回連続でご紹介します。
ヴィクトリア朝のインクボトル_Stephans Ink_c0260295_13253730.jpg
ヴィクトリア朝とは、ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた1837年から1901年の期間のこと。
この時代はイギリス史において産業革命による経済の発展が成熟に達した、イギリス帝国の絶頂期であり、この時代のアンティークは「ヴィクトリアン」と呼ばれ、世界的に人気があります。

そして、ストーンウェアは「石のように硬く焼き締めた器」という意味を持ち、水を通しにくい性質を持つため1800年代(19世紀)のヨーロッパではお酒の瓶やインクなどの液体を入れる容器として用いられ、非常に身近な器でした。

その魅力はなんといっても、土の香と温もりを感じさせる、色と質感。
その肌合いにシンプルなフォルムと重量感が加わり、ノスタルジーを感じさせます。

初回の今回お伝えするのは、「Stephans Ink(スティーブン・インク)」のインク瓶。
ヴィクトリア朝のインクボトル_Stephans Ink_c0260295_13272570.jpg
SOLDOUT

スティーブン・インクは、1832年に創業された会社。
「消えにくく退色しにくい」と高品質さが評価され、19世紀後半には英国政府の公式文書に使用を義務付けられるほどでした。

こちらのインクボトルは、そんなスティーブン・インクの最盛期ともいえる時代のもので、ロンドンのアルダーストリートに居を構えていた1880〜1892年の間に作られたもの。
ヴィクトリア朝のインクボトル_Stephans Ink_c0260295_13282256.jpg
↑表面には会社名と住所がしっかり刻印されています。

表面は焦げ茶の着色釉が施され、落ち着いた艶感がありますが、ところどころ釉が垂れたりムラが出来ており、手づくりならではの味わいと景色が生まれています。
ヴィクトリア朝のインクボトル_Stephans Ink_c0260295_1329811.jpg
ヴィクトリア朝のインクボトル_Stephans Ink_c0260295_13291269.jpg
ヴィクトリア朝のインクボトル_Stephans Ink_c0260295_1329168.jpg
↑底を見ると、本来の肌の色と釉の処理が一目瞭然。

注ぎ口の部分に一部カケが見られますが、全体的な保存状態は良好。
100年たっても、しっかりとその存在感をアピールしています。
ヴィクトリア朝のインクボトル_Stephans Ink_c0260295_13285677.jpg
大きさは、底の径が約5.6cm x注ぎ口の径が最長3.0cm x 高さ11.3cmです。
ナチュラルさを活かして野花を飾るも善し、モノの魅力でオブジェ代わりにしても善しですよ。

他にも味のある古道具を取り揃えていますので、ご興味のある方はぜひお店を見にいらしてくださいね。【MAP
online shopもぜひご利用ください。
by No_C | 2013-10-04 13:50 | モノのこと